
NERD株式会社/インタビュー記事

編集部:それでは、インタビューを始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
NERD:よろしくお願いいたします。
編集部:早速ですが、御社の事業について簡単にご紹介をお願い致します。
NERD:はい、私共は現在4期目に入るWeb制作会社です。主な事業としては、WEB制作のほかにシステム開発や広告代理店のように広告戦略を考えるようなマーケティング支援なども行っております。
編集部:ありがとうございます。現在、Web会議ツール「セキュアミート」をご利用いただいていますが、導入までの経緯についてお聞かせいください。
NERD:導入に至ったのは、セキュリティがしっかりしているビデオ会議ツールを探していて、セキュアミートだとそれが合致していたというのが一番大きいですね。安全性の高さはもちろんですが、やはり国内開発という点が大きくて、最近だとLINEの情報が中国のサーバーを通っていたりとかもあって…結構遠隔の会議をすることにセンシティブなお客様もいたりするので、そういうところでその基準を満たしていたのが導入に至った背景だったりしています。
編集部:「セキュリティ性が高い」という部分を魅力に感じていただいたんですね。
NERD:そうですね。
編集部:「セキュアミート」を利用される前は、別のツールを使用されていましたか?
NERD:使ってたのはGoogleのハングアウトやお客様によってZOOMのようなツールを使っていました。これ自体に何か問題があったわけではないのですが、やはりセキュリティの観点で、例えば「Googleのプロダクトを使いたくない、または使えない」という上場企業様や、「ZOOMなどの海外ツールはまだ検討中」というお客様も結構いらっしゃるんですね。過去使用していたツールも悪くなかったのですが、お客様側の事情で利用できないというのが課題となっていて、そういう意味で、その基準を満たしてくれていたというのがセキュアミートの魅力でした。
前提として、弊社は基本的にお伺いするアポイントメントが少なくて、ほとんどをビデオ会議で行っています。その点、お客様が期待するセキュリティレベルを保持していて、かつ使いやすいビデオ会議ツールというのを必要としていたというのがセキュアミート導入の大きな理由ですね。
編集部:セキュリティ面と利便性の面が、セキュアミートを選ばれた決め手となったんですね。
NERD:そうですね。
編集部:ほかのツールで検討されているツールはありましたか?
NERD:実際、あまり比較検討したツールはありませんでした。強いて言うならば類似したツールは、セキュリティの要求が高い企業でも使えるチャットツールとして信頼性が高いので利用することもあるのですが、ID交換が必要な手間があったりとちょっと使いづらい点もあり…。他のツールをあまり多くは調べていませんが、セキュアミートは会議のURLを送ればアクセスできるという手軽さがありつつもセキュリティ基準を満たしていたので、選びやすかったですね。
編集部:やはりセキュリティ面を気にされている企業様は多いと思いますが、例えばどういった企業、業界の方がいらっしゃいますか?
NERD:まずはやはり上場企業様ですね。昔からあるような商社や金融企業のお客様とのお取引では、高いセキュリティを求められるケースが多いです。
編集部:そういった企業様とは、今までどのような方法で打合せや会議を行っていたのでしょうか?
NERD:そうですね、ほとんどの企業様は、対面でのアポイントメントを希望されていましたね。あとは電話を使った例もありますが、ビデオ会議ツールのように画面共有ができなかったり、そもそも予定を押さえづらかったりというような手間がありました。

編集部:ありがとうございます。現在、「セキュアミート」を使用されて期間はどのくらいになりますか?
NERD:だいたい3ヶ月くらいですね。
編集部:ご利用されるシーンは社内会議やクライアント様との会議など様々あると思いますが、どのような場で活用されることが多いですか?
NERD:弊社ではクライアント様との会議が多いですね。社内での打合せはGoogleカレンダーなどで設定ができるので、クライアント様との会議で、弊社が日ごろ使用しているようなビデオ会議ツールが使用できない、というような場合に利用させていただいています。
編集部:例えばセキュアミートが社内カレンダーと連携できるようになれば、社内の会議でも利用されるようになりそうでしょうか?
NERD:ありえますね。カレンダー設定したと同時にURLが発行されるとなったら最高ですよね(笑)そういうような仕様になれば、社内会議でも活用する可能性は高いです。
編集部:ありがとうございます。クライアント様との会議は多い時でどのくらいやられますか?
NERD:基本的には週一で行っています。あとはメールだとスムーズにいかないような細かいコミュニケーションについては、電話より顔を見て行いたいというケースが多いので、プラスで1、2回追加されるというような感じですね。

編集部:「セキュアミート」の特長として、URLを共有すればそこから参加できる点や、アプリのインストールが必要ない点などがあげられますが、何かクライアント様との会議で実際に便利だなと思う機能があれば教えてください。
NERD:やっぱり、URLを渡せば会議ができる、という点がとても便利ですね。大企業様などはITに慣れないという方も多くいらっしゃるので、シンプルな使用方法がとても良いですね。これは強いていうならばですが、「何をもってセキュアミートがセキュリティが高いのか」をお客様に説明するのが少し大変だったので、それがわかりやすくまとまっているものがあれば良いなと思いました。
編集部:ありがとうございます。「セキュアミート」を導入してから、コスト面や業務効率の面などで改善は見られましたか?
NERD:改善した点は2つあります。
1つ目は、対面のアポイントメントに伴う費用と、特に移動時間が削減できた点です。セキュアミートはより色々なお客様との会議に活用することができるので、対面のアポイントメントの頻度が減り、その分移動時間が減ったので業務効率化を図ることができました。
2つ目は、直接的にではありませんが、お客様とのコミュニケーションが取りやすくなった分、新規案件の受注が多くなったので、その点で全体的な売上の増加につながったと感じています。
編集部:今後「セキュアミート」使うにあたって、活用方法や利用したい場面などがあればお聞かせください。
NERD:あるとすれば、例えば官公庁など政府関連のお仕事をいただく際、セキュリティ面はよりセンシティブになると思われるので、そういったお客様に対してでも、弊社ならば「高いセキュリティ性のもと遠隔でもコミュニケーションがとれる」という点を確立してくれるのがセキュアミートの強みだと思っています。他ツールも併用しつつ、選択肢としてセキュアミートがあると、色々な方面のお客様と行う仕事においても動きを妨げられないかなと思っています。
編集部:例えばそういうお客様とお取引をされるような場面において、今後「セキュアミート」に追加してほしい機能はありますか?
NERD:今のところ特ににありませんね。前述の政府関連のお客様ですと、オンプレミスで非常にクローズドな環境を作らなくてはならないこともあると思うので、ちょっとそのやり方はどは弊社ではまだよく存じ上げないので、担当の方にお話しを聞いてみたいなというように考えております。

編集部:ありがとうございます。最後に、このインタビュー記事をご覧になられる方へメッセージがあればお願いします。
NERD:そうですね…「セキュリティが高いと何がいいのか」というのは、通常時はよくわからないことかもしれませんが、何かが起こってからでは時すでに遅し、なんですよね。コミュニケーションをより安全にして、お客様に安心感をお持ちいただくための「事前防止策」として、使いやすくてセキュリティ性の高いツールを検討されている方には、セキュアミートはおすすめのツールとしてご紹介できると思います。気軽にも使えるので、まずは試してみるのもありかもしれませんね。
編集部:ありがとうございます。インタビューは以上となります。本日は誠にありがとうございました!
NERD:ありがとうございました。